岩井 宏實/監修 -- 河出書房新社 -- 2015.5 -- 388.1

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 児童 Map /388/ニ/ 0113719496 児童書 利用可

資料詳細

タイトル 日本の妖怪百科
副書名 ビジュアル版
著者 岩井 宏實 /監修  
出版者 河出書房新社
出版年 2015.5
ページ数 239p
大きさ 27cm
一般件名 妖怪
NDC分類(8版) 388.1
NDC分類(9版) 388.1
ISBN13桁 978-4-309-22629-3
定価 ¥3800
内容紹介 鬼、天狗、ダイダラボウ、河童、小豆洗い、海坊主、土蜘蛛、泥田坊、化け猫…。古来描かれてきた妖怪画の数々とともに、伝承や古典文学に現れたもののけの世界を探る。
児童内容紹介 山奥(おく)にすみ空を飛びまわる天狗(てんぐ)、川や沼(ぬま)にあらわれる河童(かっぱ)、白い着物の女の姿(すがた)であらわれる雪女、子どもの姿をした家の守り神ザシキワラシ…。たくさんの妖怪(ようかい)画と全国各地の言いつたえから、「もののけ」の世界にせまります。

目次

◎妖怪大集合
1 山の妖怪
妖怪とはなんだろう 岩井宏實
鬼[人を恐れさせる鬼と人に恵みをもたらす鬼]
天狗[鼻の高い赤ら顔、山奥にすみ空を飛びまわる]
ダイダラボウ[富士山を背負い、沼をつくった巨人]
木霊[樹木に宿る精霊]
蛇[執念深い妖怪に変身する水の神・山の神]
狼[老婆に化けて旅人をおそう]
山姥・山爺[恐ろしい姿で人をおそう落ちぶれた山の神]
山童[祭っていれば助けてくれる山の神の子ども]
2 水の妖怪
妖怪と幽霊はどう違うのだろう 岩井宏實
河童[川や沼にあらわれるなじみの深い妖怪]
蟇[岩かと間違えるほどの大きなヒキガエルの妖怪]
スッポン[食用の亀も執念深い妖怪に]
牛鬼・濡れ女[谷川の淵や海にいて、人をおそう]
人魚[顔は人間、体は魚の女の妖怪]
小豆洗い・小豆とぎ・小豆はかり[小豆を洗う音だけさせて、姿は見えない]
シバテン・ケンモン[河童に似て、相撲が大好き]
亡者舟・海難法師[海上にあらわれる水死者の亡霊]
3 里の妖怪
妖怪があらわれるのはどんな場所だろう 岩井宏實
狐[稲荷神の使いも、いっぽうでは人を化かす]
狸[八化けといわれるほどの化けの名人]
土蜘蛛[どこからともなくあらわれ、糸でからめとる]
産女・柳女[赤ん坊を抱いてくれと頼む母親の妖怪]
雪女[白い着物の女の姿であらわれる雪の精]
大首[雨上がりにとつぜんあらわれる笑う首]
魃・赤舌[日照りのときに出現する怪物]
鎌鼬[とつぜん鎌で切ったような傷を負わせる怪]
4 屋敷の妖怪
妖怪はいつあらわれるのだろうか 岩井宏實
化け猫[尻尾の先が二つに分かれて魔力をもつ古猫]
鼠[猫さえ食い殺すほどの力をもつ古鼠]
轆轤首[長くのびた首が空中を浮遊]
犬神[人間についてたたりをする犬の霊]
元興寺[毎晩、寺の鐘つき童子をおそう鬼]
ザシキワラシ[子どもの姿をした家の守り神]
油坊・油赤子・油返し[貴重な油を盗んだ者の亡霊]
垢なめ・天井なめ[風呂場の垢や天井をなめる不潔な妖怪]
◎絵巻をよむ
稲生物怪録 稲生平太郎少年の妖怪退治
付喪神 道具の妖怪たち
妖怪は現代にもいるのだろうか 岩井宏實
索引
参考文献