千葉 雅也/著 -- 河出書房新社 -- 2013.10 -- 135.5

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中央 一般 Map /135.5/ド/ 0113530968 一般 利用可

資料詳細

タイトル 動きすぎてはいけない
副書名 ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学
著者 千葉 雅也 /著  
出版者 河出書房新社
出版年 2013.10
ページ数 369p
大きさ 20cm
NDC分類(8版) 135.5
NDC分類(9版) 135.5
ISBN13桁 978-4-309-24635-2
定価 ¥2500
内容紹介 動きすぎ、関係しすぎて、ついには身動きがとれなくなった世界でいかに生きるか。接続過剰(つながりすぎ)の世界で「切断の哲学」を思考する、衝撃のドゥルーズ論。

目次

序-切断論
0-1 『アンチ・オイディプス』と『千のプラトー』
0-2 非意味的切断の原理
0-3 接続的/切断的ドゥルーズ
0-4 CsO、LSD、H2O
0-5 生成変化を乱したくなければ、動きすぎてはいけない
0-6 方法-ドゥルーズ哲学の幼年期へ
0-7 セルフエンジョイメント
第1章 生成変化の原理
1-1 物化と生成変化-万物斉同に抗する区別
1-2 生成変化論のレトリック(1)-区別のある匿名性
1-3 生成変化論のレトリック(2)-微粒子の関係
1-4 出来事と身体をパフォームする
1-5 心身並行論と薬毒分析
1-6 スピノザ主義から関係の外在性へ
第2章 関係の外在性-ドゥルーズのヒューム主義
2-1 『経験論と主体性』によるカント批判
2-2 差異=分離の原理
2-3 空間と恩寵
2-4 メイヤスーとハーマン
2-5 事情、因果性の部分化
2-6 結果=効果の存在論
2-7 原子論に対する思弁的解決
2-8 汎-観想論-時間の第一の総合
第3章 存在論的ファシズム
3-1 生気論的ホーリズム-《宇宙》
3-2 潜在性の逆超越化
3-3 代理-表象不可能性-時間の第二・第三の総合
3-4 構造主義的ホーリズム-《欠如》
3-5 ガタリとラカン
3-6 否定神学批判、複数的な外部性、変態する個体化
第4章 『ニーチェと哲学』における<結婚存在論>の脱構築
4-1 肯定を肯定する
4-2 ニーチェの多元論=経験論
4-3 ディオニュソスとアリアドネの結婚
4-4 ニヒリズムの徹底
第5章 個体化の要請-『差異と反復』における分離の問題
5-0 後半への序-関係主義から無関係の哲学へ
5-1 やる気のない他者と超越論的愚かさ
5-2 イロニーからユーモアへの折り返し
5-3 二つの現働性
5-4 強度=内包性の倫理
第6章 表面、深層、尿道-『意味の論理学』における器官なき身体の位置
6-1 表面の無-意味-《裂け目》
6-2 深層の下-意味-多孔性・多傷性
6-3 肛門的、尿道的、性器的
第7章 ルイス・ウルフソンの半端さ
7-1 ドント・トリップ・オーバー・ザ・ワイヤー
7-2 成功したメランコリー
第8章 形態と否認-『感覚の論理』から『マゾッホ紹介』へ
8-1 純粋形式と非形態vs歪曲された形象
8-2 純粋否定と死の本能
8-3 否認、一次マゾヒズム
8-4 快原理の二つの彼岸
第9章 動物への生成変化
9-1 中間の動物
9-2 ユクスキュルのダニ
9-3 エチカ=エソロジーの陰
9-4 ノマドの暗い底
9-5 死を知る動物
エピローグ-海辺の弁護士