久野 和子/著 -- 松籟社 -- 2020.3 -- 017

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中央 一般 Map /017/ク/ 0114281967 一般 利用可

資料詳細

タイトル 「第三の場」としての学校図書館
副書名 多様な「学び」「文化」「つながり」の共創
著者 久野 和子 /著  
出版者 松籟社
出版年 2020.3
ページ数 5,209p
大きさ 22cm
一般件名 学校図書館
NDC分類(8版) 017
NDC分類(9版) 017
ISBN13桁 978-4-87984-386-9
定価 ¥2200
内容紹介 現代社会における学校図書館の新たなあり方と可能性とは。子どもたちが学級や学校の枠を越えて共に学び、共に生きる「場」としての学校図書館について検討。その教育的・文化的機能と価値、社会的意義と役割を考察する。

目次

序章
第Ⅰ部 「場としての図書館」(“Library as Place”)研究
第1章 新しい批判的図書館研究としての「場としての図書館」(“Library as Place”)研究-研究の枠組みと方法
はじめに
1節 「場所」(place)を研究課題とすることの図書館情報学における意義
2節 「場としての図書館」の研究方法の特色
3節 主要な研究理論、研究方法、研究の視座
4節 課題と展望
第2章 「場」としての学校図書館
1節 「場」としての学校図書館の研究意義
2節 利用者の「生活」の中における学校図書館
第Ⅱ部 「第三の場」と図書館-定義と効用、先行研究-
第3章 「第三の場」の定義と効用
1節 「第三の場」の定義
2節 良き「第三の場」の特徴
3節 良き「第三の場」がもたらす個人的利益と社会的効用
4節 「第三の人」(public character)
5節 「第三の場」を研究の理論的枠組みとした理由
第4章 「第三の場」を扱った先行研究
1節 公共図書館と「第三の場」
2節 大学図書館と「第三の場」
3節 学校図書館と「第三の場」
4節 考察
第Ⅲ部 「第三の場」としての学校図書館の意義と可能性
第5章 学校図書館におけるフィールドワーク調査
1節 調査対象と調査方法・目的
2節 大阪府立生野高等学校校図書館についての調査結果
3節 調査結果と検証
4節 まとめと考察
第6章 「第三の場」としての学校図書館における「交流」・「文化」機能の意義と可能性
1節 学校図書館における「交流」・「文化」機能を扱った主な先行研究
2節 「第三の場」としての学校図書館における新たな「文化」の創出
3節 子どもの「文化権」を保障する「第三の場」としての学校図書館
4節 学校図書館における「社会関係資本」と「文化資本」の醸成
終章
1節 「民主主義」と「市民学習」の場としての学校図書館
2節 民主主義社会における学校図書館の原点