上原 善広/著 -- 筑摩書房 -- 2014.1 -- 361.86

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 ティーンズ Y/361/ウ/ 0113545198 児童書 貸出中
多度 児社 Map /361/ウ/ 0720309400 児童書 利用可

資料詳細

タイトル 路地の教室
副書名 部落差別を考える
著者 上原 善広 /著  
叢書名 ちくまプリマー新書
出版者 筑摩書房
出版年 2014.1
ページ数 201p
大きさ 18cm
一般件名 部落問題
NDC分類(8版) 361.86
NDC分類(9版) 361.86
ISBN13桁 978-4-480-68911-5
定価 ¥820
内容紹介 路地(被差別部落)とは何か。差別は今でもあるのか。路地の起源から戦後の同和教育、近年の同和利権問題までたどる旅に出かけよう。全国千か所以上の路地を歩いた著者が部落問題の疑問に答える。
児童内容紹介 「路地(同和地区、被差別部落)って何?」「住所による差別なんて今もあるの?」「知らなければ差別はなくなる?」「同和教育、同和利権とは?」全国千か所以上の路地を歩いた著者が全ての疑問に答えます。差別について、他者について、イチから考える本。

目次

はじめに-路地からの視点
一限目 路地とは何か
私の故郷/幼い頃/差別はまだあるのか/結婚差別の対処法/路地の人が本当は困ること/路地は怖いか/てっとり早い解決法/情報公開/どうすれば路地は無くなるのか/路地を知る
二限目 路地を書くこと
なぜ路地を書くのか/路地を書く難しさ/ある政治家のルポ/ルーツとしての路地/ルーツが全てではない/人物ルポの作法/路地への取材/立場を越えて
三限目 路地のルーツ
ルーツ/渡来人説/人々の合流/集合体としての路地/穢多系/非人系/さまざまな呼び名/教養としての路地
四限目 同和教育と解放教育
各地の同和教育/学校に行けなかった路地の子/融和教育/同和教育/学力保障/解放教育/人権教育へ/同和教育の理念
五限目 同和利権
発端/路地の運動団体/三つの解決方法/同和対策事業/路地は儲かるか/エセ同和/路地とヤクザ/逆差別
六限目 差別とは何か
差別する人間/差別と病気/差別をコントロールする/底辺の視点/他者への気づき/男女の関係/多様性と気づき/多様性への嫌気/オンリーワン/オレオレ時代/若い時にしておくこと/素朴な疑問/イチから考える/路地の将来/良き日のために
あとがき