高橋 哲哉/著 -- 筑摩書房 -- 2024.5 -- 219.9

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 ティーンズ新刊 Y/219/タ/ 0114798119 児童書 貸出中

資料詳細

タイトル 沖縄について私たちが知っておきたいこと
著者 高橋 哲哉 /著  
叢書名 ちくまプリマー新書
出版者 筑摩書房
出版年 2024.5
ページ数 162p
大きさ 18cm
一般件名 沖縄県-歴史 , 沖縄問題 , 軍事基地
NDC分類(9版) 219.9
ISBN13桁 978-4-480-68479-0
定価 ¥800
内容紹介 沖縄になぜ基地が集中しているのか。基地問題を理解し、その解消を目指すために、沖縄が日本に併合された経緯や、その後何度も本土の犠牲になった歴史を明らかにする。知念ウシとの対談も収録。
児童内容紹介 沖縄では、沖縄への基地集中とその過剰な負担への本土の無関心は、沖縄に対する差別の結果だという意識が広まっています。なぜそのような意識が生じるのか、そこにはどんな歴史的および構造的理由があるのか。「犠牲のシステム」としての「沖縄の基地問題」を、わかりやすく解説します。

目次

まえがき
第一章 沖縄の歴史
一 琉球処分
沖縄は琉球という国だった/「処分」は侵略だった/「現代の琉球処分」/宮古・八重山「分島・増約」案/「日毒」という言葉
二 人類館事件
人を展示/「土人」発言事件
三 アジア太平洋戦争と沖縄
なぜ地上戦が決行されたのか/捨て石とされた沖縄/天皇メッセージ/マッカーサー発言
第二章 構造的差別とは何か
一 沖縄戦後に「戦後」は来たか
沖縄に「戦後」は来たか/米軍への抵抗と「復帰」運動/日米安全保障条約とは
二 基地の島・沖縄
「復帰」後も続く基地負担/沖縄への基地集中とその経緯/辺野古移設を望んだのは誰か/経済的に依存しているという俗説/日米安保体制を支えているのは誰か
第三章 沖縄から問われる「構造的差別」
一 沖縄からの「県外移設」論
本土から「押しつけ」られている/「県外移設」を求める市民/「琉球独立」の場合/沖縄の基地の「本土引き取り」論
二 新たな「沖縄戦」の危機
「台湾有事」問題/自衛隊の「南西シフト」/安全保障政策の大転換/求められているのは
対話 沖縄へのコロニアリズムについて 知念ウシ×高橋哲哉