新藤 協三/監修 -- ベストセラーズ(発売) -- 2011.11 -- 911.147

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
中央 児童 /911/オ/ 0113276299 児童書 貸出中

資料詳細

タイトル 親子でおぼえるマンガ百人一首
副書名 ゴロ合わせでスイスイ
著者 新藤 協三 /監修  
出版者 ベストセラーズ(発売)
出版年 2011.11
ページ数 231p
大きさ 21cm
一般件名 百人一首
NDC分類(8版) 911.147
NDC分類(9版) 911.147
ISBN13桁 978-4-584-13345-3
定価 ¥1200
内容紹介 伝統文化の教育に最適な百人一首をマンガと文章でわかりやすく説明。歌の背景や歌人の心情、昔の人のものの見方・感じ方がわかる。百人一首の暗記テクニックなども紹介。
児童内容紹介 「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」「秋風にたなびく雲のたえまより もれ出づる月のかげのさやけさ」歌人一人につき一首、合計百首の和歌を集めた百人一首。それぞれの歌の内容(ないよう)をマンガでしめし、鑑賞(かんしょう)のしかたや、語句(ごく)の意味などを説明します。

目次

94 みよし野の山の秋風さよふけて ふる里さむく衣うつなり…参議雅経
95 おほけなくうき世の民におほふかな 我たつそまに墨染の袖…前大僧正慈円
96 花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり…入道前太政大臣
97 こぬ人をまつほの浦の夕なぎに やくやもしほの身もこがれつつ…権中納言定家
98 風そよぐならの小川の夕暮は みそぎぞ夏のしるしなりける…従二位家隆
99 人も惜し人も恨めし味気なく 世を思ふゆゑにものおもふ身は…後鳥羽院
100 百敷や古き軒端のしのぶにも なほあまりあるむかしなりけり…順徳院
百人一首かるた暗記度チェックシート
上の句さくいん
下の句さくいん
監修のことば
百人一首ってなんだろう
百人一首かるたで遊ぼう
百人一首かるたで勝つには
百人一首暗記テクニック
1 秋の田のかりほの庵の苫をあらみ 我ころも手は露にぬれつつ…天智天皇
2 春過ぎて夏きにけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山…持統天皇
3 あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかもねむ…柿本人麻呂
4 田子の浦に打出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ…山部赤人
5 奥山に紅葉ふみ分けなく鹿の 声きくときぞ秋はかなしき…猿丸大夫
6 かささぎの渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける…中納言家持
7 天の原ふりさけみれば春日なる みかさの山に出でし月かも…安倍仲麿
8 わが庵は都のたつみしかぞ住む 世をうぢ山と人はいふなり…喜撰法師
9 花のいろはうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに…小野小町
10 これやこの行くも帰るもわかれては しるもしらぬも逢坂のせき…蟬丸
11 わたの原八十島かけてこぎ出でぬと 人には告げよあまのつり舟…参議篁
12 天つ風雲のかよひ路ふきとぢよ 乙女のすがたしばしとどめむ…僧正遍昭
13 筑波嶺の峰よりおつるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる…陽成院
14 みちのくのしのぶもぢ摺り誰ゆゑに 乱れそめにし我ならなくに…河原左大臣
15 君がため春の野に出でて若菜つむ わが衣手にゆきはふりつつ…光孝天皇
16 立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとしきかば今かへりこむ…中納言行平
17 千早ぶる神代もきかず龍田川 からくれなゐに水くくるとは…在原業平朝臣
18 住の江の岸による波よるさへや 夢のかよひ路人目よくらむ…藤原敏行朝臣
19 難波がた短かき芦のふしのまも あはで此世を過ぐしてよとや…伊勢
20 わびぬれば今はたおなじなにはなる 身をつくしても逢はむとぞ思ふ…元良親王
21 今こむといひしばかりに長月の 有明の月を待出でつるかな…素性法師
22 吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ…文屋康秀
23 月見れば千々に物こそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど…大江千里
24 此のたびは幣もとりあへず手向山 紅葉のにしき神のまにまに…菅家
25 名にしおはば逢坂山のさねかづら 人にしられでくるよしもがな…三条右大臣
26 小倉山峰のもみぢ葉心あらば 今一度のみゆきまたなむ…貞信公
27 みかの原わきてながるるいづみ川 いつ見きとてか恋しかるらむ…中納言兼輔
28 山里は冬ぞさびしさまさりける 人めも草もかれぬとおもへば…源宗于朝臣
29 こころあてに折らばや折らむ初霜の おきまどはせる白菊の花…凡河内躬恒
30 有明のつれなくみえし別れより あかつきばかりうきものはなし…壬生忠岑
31 朝ぼらけ有明の月とみるまでに 吉野の里にふれる白雪…坂上是則
32 山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬもみぢなりけり…春道列樹
33 久かたの光のどけき春の日に しづ心なく花のちるらむ…紀友則
34 誰をかも知る人にせむ高砂の 松もむかしの友ならなくに…藤原興風
35 人はいさ心もしらずふるさとは 花ぞむかしの香ににほひける…紀貫之
36 夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに月やどるらむ…清原深養父
37 白露に風のふきしく秋の野は つらぬきとめぬ玉ぞちりける…文屋朝康
38 忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな…右近
39 浅茅生の小のの篠原忍ぶれど あまりてなどか人の恋しき…参議等
40 忍ぶれど色に出でにけりわが恋は 物やおもふと人のとふまで…平兼盛
41 恋すてふ我名はまだき立ちにけり 人しれずこそおもひそめしか…壬生忠見
42 ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ 末のまつ山波こさじとは…清原元輔
43 逢ひみての後の心にくらぶれば むかしは物をおもはざりけり…権中納言敦忠
44 逢ふことの絶えてしなくは中々に 人をも身をも恨みざらまし…中納言朝忠
45 あはれともいふべき人は思ほえで 身のいたづらになりぬべきかな…謙徳公
46 由良の門をわたる船人かぢをたえ 行く方もしらぬ恋の道かな…曽禰好忠
47 八重むぐらしげれる宿のさびしきに 人こそ見えね秋はきにけり…恵慶法師
48 風をいたみ岩うつ波のおのれのみ くだけて物をおもふ頃かな…源重之
49 みかき守衛士のたく火の夜はもえ ひるはきえつつ物をこそおもへ…大中臣能宣朝臣
50 君が為め惜しからざりし命さへ 長くもがなとおもひけるかな…藤原義孝
51 かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしもしらじなもゆるおもひを…藤原実方朝臣
52 明けぬれば暮るるものとは知りながら なほうらめしきあさぼらけかな…藤原道信朝臣
53 嘆きつつひとりぬる夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る…右大将道綱母
54 忘れじの行く末までは難ければ 今日を限りの命ともがな…儀同三司母
55 滝のおとはたえて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞えけれ…大納言公任
56 あらざらむこの世のほかのおもひ出に 今一度の逢ふこともがな…和泉式部
57 めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に 雲隠れにし夜半の月かな…紫式部
58 有馬山猪名の笹原風ふけば いでそよ人を忘れやはする…大弐三位
59 やすらはで寝なまし物を小夜更けて かたぶくまでの月を見しかな…赤染衛門
60 大江山生野の道もとほければ まだふみも見ず天の橋立…小式部内侍
61 いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重に匂ひぬるかな…伊勢大輔
62 夜をこめて鳥の空音ははかるとも よにあふさかの関はゆるさじ…清少納言
63 今はただ思ひ絶えなむとばかりを 人づてならでいふよしもがな…左京大夫道雅
64 朝ぼらけ宇治の川ぎり絶えだえに あらはれわたるせぜの網代木…権中納言定頼
65 うらみわび干さぬ袖だにあるものを 恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ…相模
66 もろともに哀れとおもへ山桜 花より外にしる人もなし…前大僧正行尊
67 春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそ惜しけれ…周防内侍
68 心にもあらで浮世にながらへば 恋しかるべき夜半の月かな…三条院
69 あらしふく三室の山のもみぢ葉は 龍田の川のにしきなりけり…能因法師
70 寂しさに宿を立ち出でてながむれば いづこもおなじ秋の夕暮れ…良暹法師
71 夕されば門田の稲葉おとづれて あしのまろやにあき風ぞふく…大納言経信
72 音にきく高師の浜のあだ波は かけじや袖のぬれもこそすれ…祐子内親王家紀伊
73 高砂の尾の上のさくら咲きにけり 外山の霞たたずもあらなむ…前中納言匡房
74 うかりける人をはつせの山おろしよ はげしかれとはいのらぬものを…源俊頼朝臣
75 契りおきしさせもが露を命にて あはれことしの秋もいぬめり…藤原基俊
76 わたの原こぎ出でて見れば久かたの 雲ゐにまがふおきつしらなみ…法性寺入道前関白太政大臣
77 瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ…崇徳院
78 淡路島かよふ千鳥のなく声に いくよねざめぬすまの関もり…源兼昌
79 秋風にたなびく雲のたえまより もれ出づる月のかげのさやけさ…左京大夫顕輔
80 ながからむ心もしらず黒髪の みだれてけさは物をこそおもへ…待賢門院堀河
81 ほととぎす鳴きつる方を眺むれば ただ有明の月ぞのこれる…後徳大寺左大臣
82 おもひわびさても命は有るものを 憂きに堪へぬはなみだなりけり…道因法師
83 世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山のおくにも鹿ぞ鳴くなる…皇太后宮大夫俊成
84 ながらへばまたこの頃やしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき…藤原清輔朝臣
85 夜もすがら物思ふ頃は明けやらで ねやのひまさへつれなかりけり…俊恵法師
86 なげけとて月やは物をおもはする かこちがほなるわがなみだかな…西行法師
87 むらさめのつゆもまだひぬ槇の葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮…寂蓮法師
88 難波江の蘆のかりねの一夜ゆゑ 身をつくしてや恋わたるべき…皇嘉門院別当
89 玉のをよ絶えなば絶えねながらへば しのぶることのよわりもぞする…式子内親王
90 見せばやな雄島のあまの袖だにも ぬれにぞぬれし色はかはらず…殷富門院大輔
91 きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む…後京極摂政前太政大臣
92 わが袖は潮干にみえぬ沖のいしの 人こそしらねかはくまもなし…二条院讃岐
93 世の中はつねにもがもななぎさこぐ あまの小舟のつなでかなしも…鎌倉右大臣